景色で泣いた事ありますか?

umikaguから車で10分ほど走った所に大沢地区という場所があります。

海での夕焼けを堪能した後に日没後の大沢地区に移動する事に。

街灯もまばらな暗い道を慎重に車で走り目的地を目指す。

車がすれ違えるほどの少し広い場所に車を止めここからは徒歩で移動。

 

目が慣れてきたせいか周りの景色がぼんやり見えて来た。

木々が生い茂り、あぜ道と平行して小さな川が流れている。

空を見上げれば綺麗な星空、良い夜だ。

 

目的地に着くとゆらりゆらりとまたたきながら無数の緑の光が飛んでいた。

そう僕らは『蛍』を見に来たのです。

 

初めて見るその光は幻想的で言葉に出来ないほどの

素晴らしさでした。

 

道に腰を下ろし、その優しい光に皆見入っていました。

ゆっくりと高く舞い上がったその光は星空と同化し見分けがつかないほど素敵で

耳から聞こえてくる川のせせらぎと優しく輝く緑の光は何故か初めて見た景色なのに

懐かしく感じるものでした。

 

気がつけば私は泣いていました。

 

人との別れや本や映画のストーリーで泣いた事は何度もありましたが

景色から感動して涙を流すのは初めての経験でした。

 

私はこの景色をこの先、忘れる事はないと感じました。

 

素敵な場所に住んでいる事と感動を共有出来るすばらしい仲間に感謝した日でした。