若者たち

技術向上ともう少し大きな空間の提案がしたいと思い入学した技術専門校、建築科

2月半が経ちました。

クラス最年長のおじさんサーファーの私。やる気は溢れているのですが体力的にはというと正直ヘロヘロ状態。

朝一で行われる1km走マラソン。

本日は中盤くらいをキープして走る事に。

相変わらずちょいワル、イケメンのリュウちゃんが並走してくる。

 

『何、朝から元気ないじゃん?』

 

『昨日、彼女と遊んでいて寝不足なんです』

 

この男にはダメ男代表として必ず勝たなければと再度、心に深く誓った瞬間でした。

 両足に嫉妬と怒りを乗せて必勝のタイミングを待つ。

 

残り200mm付近の最終コーナー手前。

 

『あれ?リュウちゃん鍵落としてない?』

 

『え!?』

後ろを振り返り鍵を探す素直なイケメン

 

その瞬間、温存していた体力を使ったラストスパート

後ろから足音が聞こえる

10m手前で抜かれリュウちゃんゴーーール!

 

また負けた。

 

膝から崩れそうな気持ちを抑え整列する。

 

まだまだ彼に勝つ日は遠いようです。。。

 

そしてもう一人、なぜだかウマが合う18歳の友人の話。

彼の名前はジュンキ

 

座学で席が前のマッチョでモデルのような容姿のナイスガイ。

 

筋肉が隆起した背中が素晴らしいのですが教官が書いた黒板の文字が彼の大きな背筋で見えづらい。

いつも席をずらして黒板の文字をノートに写していた。

 

席が前後という事もあって自然と仲良くなってきたある日。

実習中に友人たちとはしゃぎまったく手を動かさない彼らに苛立ち怒ってしまった。

 

休憩時間にジュンキにちょっかいを出すと無言。。。

心を閉ざしてしまったのね。。。。

 

教官に注意されるのならまだしも同級生のおじさんに怒られてもね。。なんて感じてしまったのだろうか?

 

こんな日は帰っても仕事もはかどらず、お酒もあまり美味しくない。

まいったな。。。

 

これで話してもらえないならしょうがないと思ったり、明日少し様子を見てみようなんて思ったり色々考えてたら朝になっていた。

 

答えが見つからないまま登校して早朝マラソンの為、校庭に整列する。

いつもならどちらからでもなく自然に挨拶してくだらない話を少しする所だが目も合わせられずマラソンを終える。

 

実習が始まるので座りながら通い箱(鑿やかんな、その日に使う道具が入っている箱)の準備をしていると目線の先に足が見える。

しゃがんで私と目線を合わせた彼が『なんで今日は挨拶ないんですか?』と握手を求めてきた。

心の中でGReeeeN が流れてくる。

立ち上がり硬く握手をして『昨日はきつい言い方をてゴメン』と言ってそのままハグをする。

ハタから見たらマラソン後の汗をかいたオジさんとマッチョが抱き合う異様な光景。

 

おまけみたいな人生最後の学生生活。

技術を学び人間関係の難しさに直面したりとそんな日々を送っております。