最終試験編 part2

技術や理解力で劣る私に出来るのはライバル達より練習する事。

初めから上手に出来るタイプではないのは今までの人生で理解しているつもりだ。

ただ私はこれと決めた事には諦めが悪くしつこい。

 

『教官!試験課題の手順を教えてください!』

 

『一度教えただろ!!』

 

たしかに以前、模擬棟を作る時に教わったような教わってないような。。。

『忘れました!』と口から出そうだったがぶっ飛ばされそうなので言葉を飲み込み

『放課後、残らせてください!』とお願いした。

 

放課後、材料を用意して子犬のような顔で教官を待つ。

 

忠犬ウミカグ

 

状況をみて理解した教官は静かに墨つけ(木材に書く加工線)を教えてくれた。

墨つけだけでも今の私には時間がかかりこの日は時間終了。

 

納得出来るものが作れるまで放課後残ってやる!

基本的に学校がある平日は帰ってからオーダーをいただいている家具の制作時間。

でもこの時は試験練習を優先した。(家具をお待たせしてしまったお客様すみません!!)

 

朝早く登校して練習時間にした。

教官も時間外なのに加工のコツを教えてくれる。

口は悪いが根は優しく教え上手な我が恩師。

 

ようやく1個目の『火打土台』が完成した。

出来栄えはというと隙間だらけ。はっき言ってヘタクソ。。。

人に見られるのが恥ずかしくてすぐに解体した。

これでは技術試験1位は取れない。

 

授業前と放課後の特訓開始だ。