大網白里編 2015~

やっと見つかった移転先は九十九里海岸が広がる大網白里。内房から外房へ
次はどんなワクワクが待っているのか。ウミカグの新章の始まりです。

ビッグウエイバー ウミカグ

低気圧の通過で連日のスネ、膝の波からいきなりサイズアップ。
早起きして片貝漁港に到着し波をチェックする。

手前は崩れた波で真っ白、でも200m先の赤い灯台付近でなんとか出来そうな雰囲気。

実際は海に入って見ないと分からないので早速入水。
堤防のカレントを利用して沖までひたすらパドルをする。
インサイドはやっぱりジャンクコンディション。

ショートボーダーがなんとか頑張ってるけど厳し状況だ。

15分ほどパドルして赤い灯台付近にたどり着く。

先に三人ほど先輩たちが入っていた。
挨拶を済ませ波待ちする。

サイズは頭〜頭半
うねりは厚みがあり小さな山が押し寄せて来る感覚だ。

この日は右に流れがあり絶えずパドルしてないと流されてしまう。

少しすると大きなうねりが来た。
腕を左右に動かしパドルする。
板が走り出し立とうとするがバランスを崩して波に巻かれる。
水圧が全身に押しかかり大きな洗濯機の中にいる様な感じになる。
腕で頭を守り膝を曲げ胎児のポーズでぐるぐる巻かれながら波が過ぎるのを待つ。

目が覚めて来た。
その後もうねりが来て挑戦するが思う様にテイクオフ出来ない。

沖に出てから30分くらい経った頃に良さそうなうねりが来た。
板をくるっと岸の方向に向けゆっくりとパドルしていたを加速させていく。
うねりに押され急斜面を板が滑り出した瞬間に立つ。

波の下まで降り見上げると自分の身長を超える波の壁がそこにはあった。

デカイ!!

板がバタつく。両足を踏ん張りバネの様に衝撃を吸収する。

暴れる板を必死に抑えながら何とか岸の足が付く場所まで乗ってこれた。

これから海にエントリーしようとする女性サーファーがいた。
よく早朝に入っている方で話したことはない人だった。

『波が大きな日によく入っているよね』

向こうから話しかけて来てくれた。

高倉健の様な渋い表情で答える私

『小さい波は苦手なんで』

ビックウェーバー ウミカグ

女性サーファーと一緒に話しながら沖まで出るとさっきよりハードな感じになっている。

先輩サーファーが波に弾き飛ばされ板と一緒に上から落ちて来ている。
しかも流れも強まって来ている。

ヤバイ!

今さっきかっこつけて『私は大波しか乗りませんから』みたいな顔してたのに帰りたくなって来た。

恐怖も混じってきてしまってどんどん消極的になってきている。

先ほどの女性サーファーは果敢に大波にチャレンジしている。

恥ずかしい気持ちを気合いで押し込め波に乗るが全て弾かれてしまいそのまま波に飲み込まれてしまう。

なんとか波を捕まえて岸までたどり着いた。
ビッグウエイバーの称号と恥ずかしい気持ちを海に置いて帰路につきました。

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