大網白里編 2015~

やっと見つかった移転先は九十九里海岸が広がる大網白里。内房から外房へ
次はどんなワクワクが待っているのか。ウミカグの新章の始まりです。

釣り人 vs ウミカグ

千葉北エリアは風ビュービュー波グチャグチャのオールクローズ状態。
ウネリと風が整う明日、早朝が狙い目と波情報サイトも予想している。

頭サイズの波で条件が整えば片貝漁港のアウトサイドで100mライドが出来そうだと期待が高まる。

せっかくなので大波好きのミウラさんを誘ってみる。

『明日海入りましょうー』

『いいよー 集合5時くらいかな?』

『了解でーす』

小学生みたいな誘い方だが二人ともちゃんと仕事をしている社会人

翌朝、ちょっと早いかなと思って海に到着すると普通にウエットに着替えている先輩。

朝の4時50分ですよ。。。。

『波はどうですか?』と聞くと渋い表情。
期待していたよりもサイズが残らなかったようだ。

サイズは腰〜腹のインサイドで割れる波でその波を沢山のショートボーダーが待ち構えている私の一番苦手なパターン。

私の板はウネリから波をつかまえられるのだけど、波に乗ったと思ったら沢山のショートボーダーをよけながらのサーフィンになる。

小心者の私はこれがとても怖い。

波に乗りながら避ける自信がないのだ。

漁港でこの状態になった時の唯一の道はレギュラー方向に堤防脇をすり抜けるように波に乗っていく。

でもこの堤防の先端にはほぼ100%釣り人が糸を垂らしている。
おそらく絶好の釣りポイントなのだろう。

何本か良い波に乗れて堤防脇の離岸流(岸から沖に向かう流れ)を利用してパドルアウトしていく。

あれ??っと思った時にはリーシュコードに釣り糸が引っかかっていた。

ヤバイと思いながら海面から堤防を見上げると釣り人が私を見ている。

大きな声で誤って絡まった釣り糸を丁寧にほどいていく。

釣り人もいい人で『大きな魚が釣れたかと思ったよ』と言ってくれた。

そこから何本か乗って大きなウネリが入ってきた。
板を反転してパドルを早める。
フワッと板を押す感覚がしてテイクオフ。
今日一番のサイズの波に乗る。

ゆっくりと波の上をクルージング。

堤防付近をすり抜けるように波に乗っていく。
っと思った瞬間何かが体に触れた。

釣り糸だ!!!

一瞬で状況を理解したが波の上に乗っている状態で何も出来ない。

すぐに板から飛び乗り堤防を見ると釣竿が落ちたようだ。

ヤバイ!!!

すぐにパドルして釣り人に状況を聞く。
防波堤の真下に竿が落ちたようだ。
素潜りで海底まで泳いで見るが水が濁っていて何も見えない。

真剣に謝罪して『弁償させてください』と申し出ると釣り人のおじさんは少し考えて『近くに住んでるしまた会うこともあるだろうから弁償はいいよ』と言ってくれました。

とりあえず海から上がって着替えて堤防まで歩いていく。

いつもは海面から見上げていたが堤防の上から海を見るとウネリがはっきり見えてこんな景色なんだなーと感じた。

釣り人に改めて謝罪すると『こっちもやな思いさせてゴメンね』と言われおじさんの器のでかさに感動した早朝サーフでした。


関連記事一覧